日毎に気温が下がってきて、空気がとても乾燥する季節になりました
夏に比べると汗をかいてもすぐに蒸発する為、さわやかで心地よいですが
知らず知らずのうちに水分不足になりやすいので注意が必要です
近年『健康のために水をこまめに飲む』ということが改めて見直され
重要視されています
Jリーグでも、試合中に『飲水タイム』が設けられるようになりました
水を摂ることの大切さを分かっていても、
水にどのような効果があるのかよく分からない、という人も多いのではないでしょうか
人間の体の約60%は水分です
タンパク質・糖質・電解質など
細胞を形成する様々な分子をつなぐ役割をしています
<主なはたらき>
①新陳代謝の促進
→血漿の約90%は水で、体の隅々に栄養や酸素を運びます
肌細胞も約60%が水分で、不足すると正常なターンオーバーができなくなります
②体温調節の維持
→運動したり、気温が高かったりすると汗をかきます
これは水分が皮膚表面から蒸発するときに、体の熱を奪って体温を下げる為です
③浄化作用・老廃物の排出
→血液によって運ばれた老廃物は腎臓で大量の水とともにろ過され
尿として排出されます
また、腸内の水分が増えることで便通を良くします
このようにして、『1日で2.5ℓの水分が排出』されます
一方、摂取量はどうでしょう
『食事などから摂る水分は1.3ℓ』程と言われていますので
『飲み水から少なくとも1.2ℓ必要』です
理想的には体重の3%分の水分を摂ることをおすすめします
これだけの量を摂取するには
タイミングを決めてこまめに飲むことが大切です
起床時、通勤時などで歩いた時、スポーツをした時、入浴前後、就寝前など
『1日に合計7~8回のタイミング』で『コップ1杯程度の量』を飲みましょう
また、マスクを着用すると呼吸数や体感温度が上昇しますし
室内でテレワークしていても、人は汗をかきますので
『のどの渇きを感じる前』にこまめに水を飲みましょう
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