水が合うという慣用句があります
人の意思疎通が上手くいき、お互いによく理解しあえることですが
もう一つ、居所の風土になじんで快適に暮らせる、という意味もあります
引っ越ししてから何となくお肌の調子が悪くなった事とか
体調が不安定になった経験はありませんか?
私達が暮らしている宮崎市を流れる大淀川は
流域面積2,230㎢、幹川流路延長107㎞に及ぶ九州屈指の河川です
源は、鹿児島県曽於郡中岳に発し、都城盆地から高岡町に出て
宮崎平野を貫流し、日向灘に注いでいます
源泉と聞くと、何となく霧島裂罅水を思い出してしまう宮崎県民ですが
これは、都城盆地の地下150mから岩盤を突き抜けて湧き出す天然の地下水だそうです
大淀川は、火山灰が降り積もってできた
もろくて崩れやすいシラス台地を少しずつ削り取りながら、大きな流れになりました
それがお住いの近くで採水され、ご家庭に行き渡っています
水の味は、含まれているミネラル成分によって決まります
宮崎市の水道水は、硬度50㎎/ℓ程度の軟水で
お茶がとてもおいしく淹れられるお水です
やはり、慣れ親しんだ味が一番おいしいですね
水が合うということは、実はとても大切なこと
皆さんの故郷のお水は、どんなお水ですか?
調べてみると、意外な発見があるかもしれません
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